市況研究社日報

市況研究社日報(石油)

原油価格の分析と予想

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2018年11月9日 「日報」(石油) ガソリン安、原油安 New !
わが国石油会社の購入原油価格の基準となるプラッツ社のドバイ原油の査定時間は、シンガポール時間午後4時30分、東京時間で言えば午後5時30分です。ドバイ・マーカンタイル取引所のオマーン原油のマーカー・プライスも、シンガポール時間午後4時30分、東京時間午後5時30分です。本日もガソリン安、原油安について記します。

2018年11月1日 「日報」(石油) 米EIAの石油統計と原油下げ
米EIAが昨夜発表した「8月の米国原油生産=日量平均 1134万6千バレル」は、市場の思惑人気を超えた大きい数字であった。これまで週間速報値では、8月の米国原油生産を「日量 1100万バレル」と発表していたので、その差は「3%」を超えるものであった。当社では、これが昨夜の原油下げと考えています。

2018年10月29日 「日報」(石油) ナフサ/ガソリン安
ブレント原油期近12月限は10月24日の相場で「9月6日の安値」(75.32)を切るところに下げた。当社では、原油下げの展望として、9月6日の値段(75.32)まで描いてきたので、ここから先は原油相場の価格形成の構造とパターンが変わるのかどうか、見る必要があります。しかし、アジア市況のナフサ/ガソリン安が続くなかで「買いに回る」ことはない。本日はシンガポールのナフサ/ガソリン安について記します。

2018年10月25日 「日報」(石油) 原油は9月6日安値に到達
当社では、ブレント原油期近はこのあと戻しても「82.80」あたり、当面は「82.80~79.00ドル」レンジで揉み合うと予想しました。当面は「82.80~79.00ドル」レンジを想定し、その下を目指すためには情勢の変化を待つという姿勢をお伝えしました。そして、昨夜の相場で、ブレント原油期近12月限は「9月6日の安値」(75.32)を切るところに下げた。

2018年10月12日 「日報」(石油) カショギ事件と原油相場
昨日の「日報」で、11日(木)の始値は10月相場の重要な攻防ラインであるとお伝えしました。ブレント原油期近が10月1日の始値を下に抜いて下げたことによって、このあと戻しても「82.80」あたり、当面のブレント原油期近は「82.80以下~79.00ドル」レンジで揉み合う可能性が高い。

2018年9月27日 「日報」(石油) 異常な原油市場
原油市場で異常なことが発生している。9月24日(月)以降の「オマーン原油」は異常です。「オマーン原油がいくらであろうと関係ない」と思われる方がおられるかもしれません。しかし、われわれにとってオマーン原油は、アジア市場の<マーカー原油>の一つです。とくに、サウジアラムコは本年7月、アジア向け輸出価格の価格フォーミュラの構成要素として「10月1日からドバイ・マーカンタイル取引所(DME)のオマーン原油を採用する」と通知しています。

2018年9月12日 「日報」(石油) 米EIAの見通し
昨夜は、米EIAが2018-2019年の米国原油生産見通し引き下げた。金融市場の投資資金は、それを手掛かりにして原油を買い直した可能性が高い。米EIAが米国原油生産の見通しを「日量1204万バレル」から「同 1189万バレル」へ引き下げたことを、まるで「日量1200万バレル」から「同 1100万バレル」へ大幅改定したかのように解釈した。

2018年8月31日 「日報」(石油) 8月価格について
本日31日の相場で、サウジ原油などのアジア向け8月積み輸出価格が決まります。
2018年8月 ドバイ原油スポット価格の平均値        72.510ドル(予想)
2018年8月 東京仲値の平均値            1ドル=111.08円(予想)
プラッツ・ドバイ原油 2018年8月限最終決済価格     50,660円/KL(予想)

2018年8月9日  「日報」(石油) 原油下げのプロセス
当社では7月12日以降、原油相場の<価格形成の構造>と<規則>が変わり、下げのプロセスにあると考えています。第1段階の目標はブレント原油期近10月限<71.50~69.50ドル>です。ブレント原油期近」で<71.50~69.50ドル>に突入するまでは、まだ買い方の力を侮ることができないので、物事が必要とする時間と共に進む必要があります。

2018年8月3日  「日報」(石油)  8月6日(5月8日を起点にして90日)
当社では7月12日以降、原油市場の<価格形成の構造>と<規則>が変わり、下げのプロセスにあると考えています。しかし、8月6日や11月4日前は市場の思惑人気が「米国のイラン制裁」を手掛かりに動いてくる可能性があるので、それに左右されて揉み合うこともあり得ると思います。第1段階の「71.50~69.50ドル」を目指すためには、ここを乗り切って行かなければならない。

2018年8月1日  「日報」(石油) 戻りを抑える
当社「日報」では7月12日以降、原油市場における価格形成の<構造>と<規則>が変わったことをお伝えしてきました。(1)国際原油取引の指標=ブレント原油の順ザヤ化、(2)中東原油のオマーンおよびドバイはブレント原油との価格差を縮小、(3)市場の価格差縮小と順ザヤ化は相場の戻りを抑えると予想しました。

2018年7月19日 「日報」(石油) 原油下げの展望
ロイターや日本経済新聞など、大手メディアは「相場の値動き」に合わせて、後付けで相場を「解説」する。このため、相場が反発すると、データを捻じ曲げてでも「買い」を喧伝する。当社は、それとは違って、事実に立脚し、データ自身に相場を語らせるようにしています。

2018年7月13日 「日報」(石油) 今朝の景色が違う
ブレント原油の期近4限月が価格差のない同ザヤになった。昨夜からの相場で価格構造と規則が変わってしまった。今までとは違うパターンと秩序に移行した可能性がある。それは原油市場における機関投資家の「買い策動」の長期化で回転がきかなくなった買い玉を示唆しており、逆回転したときには買い方の打撃が大きい。当社では、かなり重大なことが発生していると推測しています。

2018年7月10日 「日報」(石油) 中東原油の小揉み合いが続く
米国は「イラン核合意」から脱退したあと、合意を維持する各国に対して「対イラン貿易遮断」を要求し、それに従わなければ「ドル決済システムを使えなくしてやる」と脅している。英仏独中露(E3+2)とイランの6カ国は7月6日、米国離脱後の「イラン核合意」を協議するため外相級会合を開いた。「閣僚レベル」の会合を開催したことは評価しなければならないが、米国の脅迫に対抗する具体策はまだ示していない。当社では、欧州が米国に対して<攻性防壁>を発動するのであれば、8月までに具体化しなければならないと考えています。

2018年6月20日 「日報」(石油) アジア市況のガソリン・クラック低下
週末から今週の原油相場の反発は「リビア情勢」を反映している可能性が高い。但し、個人的な意見としては、「リビア」のことよりも(ⅰ)アジア市況のガソリン・クラック低下や(ⅱ)「ブレント原油」と「ニューヨーク(WTI)」の価格差縮小の方が大事と考えています。これらは「原油の戻り」を抑える要素です。

2018年6月15日 「日報」(石油) 価格差縮小=下げ歩調
価格差が縮小しているとき、市場ダイナミクスは沈静化し、買い方の玉の回転は止まって<下げ歩調にある>と考えています。価格差の伸縮はひとつの運動であり、相場の地合いを表す指標です。

2018年6月7日 「日報」(石油) ブレントとWTIの価格差
「市場間の価格差」や「市場内部の限月間価格差」は、買い方が積極的に動いているときに拡大する。買い方の玉の回転が止まり、市場ダイナミクスが沈静化するときは、価格差は縮小方向に反転します。ここ2年間(2016年9月~2018年6月)、金融市場の機関投資家の膨大なおカネがすでに入りこんでいるので、相場の下げは一筋縄では行かないと考えています。それでも矛盾があるところでは下げを追求します。

2018年4月19日 「日報」(石油) サウジアラビアの思惑
サウジアラビアのムハンマド皇太子は、サウジ国軍にはできないことを「アル=カーイダ」系の武装勢力や「イスラム国」にやらせてきた。サウジアラビアの政府基金ではできないことを、金融市場の機関投資家にやらせてきた。欧米金融市場の機関投資家はサウジアラビアのムハンマドに連携し、原油市場で「買い策動」を繰り返している。

2016年11月25日「日報」(石油) トランプの源流=マッカーシズムについて
ⅰ)多重虚偽、(ⅱ)危険な幻想の商売、(ⅲ)現実からの逃走。マッカーシズムの道化的特徴はその本質にかかわるものだ。マッカーシズムは現実からの逃走であった。マッカーシズムは自らを現実を直視する唯一の原理だと声高に称して実は現実から逃走していた。


 
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